2009年11月15日日曜日

これからの対処療法の可能性

報告が遅れましたが、10月22日対処療法研究所の研究報告を医師の方に報告させていただきました。テーマは「これからの対処療法の可能性」です。
現在、半病人が増えています。医師は本当に医療の必要な人と自己管理や運動などの方法で病気が治る人も同時に医師は抱え治療しています。
医師の数は増えていますが半病人の数が増えすぎ医師が患者についていっていないのが現実だと思います。
神対処療法研究所では、医師の負担を軽減し、医療の必要な方に集中し、半病人は対処療法で運動・ほぐし健康管理をし、ともに協力し健康促進の提案をさせていただきました。

これからの対処療法の可能性

神対処療法研究所

所 長   神 誉 正

私共、神対処療法研究所(Jin Treatment Research Center)では、「人間が健康で、楽しいライフスタイルを送り続けるためには、どうすればよいのか?」をテーマに様々な研究を行っております。また、日々進む医学の進歩に伴い、我々の技術研究も向上させ、患者が自らの力で健康な体を作り、維持していくお手伝いをさせていただいております。そして、一人でも多くの方に健康維持・促進を普及させるべく、努力している次第であります。

今日の医療を取り巻く現状は、皮肉にも現代社会の生活環境が便利になるほど、原因不明の難病・奇病や精神病などが増え、一方で毎年医師の数が増えているにもかかわらず、患者の数も同様に増加の一途を辿り、慢性的な「医師不足」という矛盾を抱えていると言えます。

また、昨今の飽食や極端な運動不足により、現代人は戦前の人達と比べ、病気にかかる割合が大幅に増えていると言われています。そしてその大半が「生活習慣病」なのです。

神対処療法研究所では、こうした現代人の生活習慣病を改善するために、まずは「生活習慣を見直すこと」に着目し、「健康でいるための4つの基本テーマ」の研究を行っております。

一般的に、健康を維持するためには、「寝る」・「食べる」・「運動する」ことが大切と言われています。しかし残念ながら、この3つだけでは十分とは言えません。その理由として、まず人体の構造上の問題が上げられます。人間は二足歩行により、4つ足の動物と比べ、身体のバランスが悪くなり、そのために体にかかる負担が極端に大きくなって肉体疲労を起こしやすくなってしまったのです。次に、我々は社会生活の中で、常に人とのかかわりを持って生きています。それにより、様々なストレスが生じ、精神的なダメージを受け、気がつかないうちにうつや、精神病などの患者が毎年増え続けています。こうした問題を解消し、身体をコントロールするためは、「寝る」・「食べる」・「運動する」ことに加え、「ほぐす」・「癒す」といった行為が必要になるのです。

私どもの具体的な活動として、健康な体を作るための基本的な運動法、「丹田エクササイズ」と、病気の原因となる血液の循環を促すことを目的とした施術方法、「足ふみ対処療法」についてご説明させていただきます。

・「丹田エクササイズ」

現在の運動療法や運動指導は、一般的に運動機能の低下を防ぐことが目的で、足腰が弱い人には、ウォーキングや腹筋など、「運動をするための筋肉」をつける指導が中心です。そのため、基礎筋肉が弱い人や、体のバランスがうまくとれない人に不適切な運動指導を行ってしまったり、腰痛や肩こりなどの不定愁訴を持つ人に、過度な運動をさせすぎてしまった結果、膝や腰、頸椎などに負担がかかり、図らずしも怪我や痛みの原因になってしまったというケースが後を絶ちません。

また、アスリートなども同様で、競技に勝つための過剰なトレーニングを続けた結果、運動するための筋肉を鍛え過ぎてしまい、普段あまり使われていない筋肉が、強い筋肉の負担に耐えられなくなって硬くなり、ストレスによる痛みから、取り返しのつかない怪我へと繋がってしまうといった現状です。

運動の習慣のある人も、そうでない人も、偏った運動法やただ闇雲に体を動かすのではなく、体を支えるための筋肉をしっかりつけ、「自分の筋肉で自分の骨格を支えること」からスタートしなければなりません。

私ごとになりますが、私は自衛官の経験もあり、空手道の選手・指導員・銃剣道・徒手格闘・ボクシングなど、武道と格闘技に取り組みながら、長期にわたり運動機能の研究と、武道の持つ可能性について探ってまいりました。

武道は、戦うことを目的として広まってきましたが、筋肉の向上、運動機能を効率的に高め、骨格や関節を支えるという効果が絶大です。また、武道の持つ、呼吸方法・動き・柔軟性・重厚性・集中力(心・技・体)は、戦うだけではなく、健全な肉体と精神を造る上で最適でもあります。しかしながら、全くの初心者にいきなり武道を教えても、肉体的な負担が大きすぎてなかなか継続しないのが現状です。そこで武道の持つ特性を活かしながら、誰もが簡単にできる「丹田エクササイズ」を考案するに至りました。

「丹田エクササイズ」は、本格的な武道の稽古とは異なり、無理なく効率的かつ安全に、身体の運動機能には欠かせない、呼吸法・身体安定法(バランス)・呼動法(呼吸と運動の一致)を行うことにより、骨格を武道の基本運動で支える運動法です。

正しい呼吸方法が身に着くと、器官や心肺機能が刺激され、骨格を支える筋肉(立つため・歩くために必要な筋肉)がバランスよくつき、0脚の改善や冬場の転倒防止のための筋肉を効率よくつけることができます。

また、運動するための体の基礎ができあがるので、様々なスポーツのパフォーマンスも確実に上がっていきます。

現在、全道でおよそ400人程を指導させていただいておりますが、そのほとんどが、シルバー世代と呼ばれる、50代から80代の方たちです。(平均年齢 64.7歳、最高齢 85歳)この世代の方のほとんどが、肩こり・腰痛・すべり症・うつ・冷え性・糖尿・高血圧・気管支喘息などの症状を持ち、週に1度は掛かりつけの病院に受診していましたが、「丹田エクササイズ」を定期的に受けるうちに、個人差はありますが、確実に症状の改善、もしくは痛みがなくなったとの報告を得ています。中には手術後のリハビリテーションなどの運動療法で結果がでなかったというかたも、医師が驚くほどの改善をみせているとのことです。この運動指導を始めて、まだ4年で、未だ未知数ですが、これからの新しい運動療法として様々な効果が期待できるものと確信いたしております。

・「足ふみ対処療法」

一般的に現在の施術は、今ある、「痛い・苦しい」という状況をできる限り早く解放することが目的です。特に指圧・あん摩に代表される、指やひじなど、「点」で強く入るような施術方法は、刺さるような「痛み」を伴い、それを繰り返し受けていると、筋肉の繊維と毛細血管が少しずつ切断され、揉み返しの原因になってしまう場合があります。

また、針治療は、強い痛みから早急に解放されたいときに、応急処置としての施術であれば有効的ですが、慢性的な肉体疲労に、毎回(週に3回程度)針を刺すと、筋肉繊維・血管を切ってしまい、治るときに癒着が発生して、一部分の筋肉だけが徐々に硬くなってしまいます。その結果、痛みがいつまでも継続したり、感覚がなくなってしまうこともあるのです。

様々な施術方法があり、症状によって有効的な面もありますが、その場の苦痛を取るだけでは、凝りを取るつもりが、反対に凝りやすい体質を作ってしまったり、筋肉が硬くなりすぎて、感覚がなくなってしまったというケースも多数見られます。これは、現在の施術方法が、現代人の体質に合わなくなってしまったと言えるのではないでしょうか?

このような危機感から、現代人の体質に合わせた施術方法、「足ふみ対処療法」を考案いたしました。この施術法は、うつ伏せに寝た状態の患者を、施術者の足裏の面積を使い圧迫していきます。「点」ではなく「面」を使うことにより、痛みを分散し、体に負担をかけずに効率よくほぐしていくことができます。

また、足の広い面を使うことにより、病気の原因となっている、血液の循環を手の圧力に比べ、短時間で促すことが可能となり、代謝を上げながら、リンパ節・リンパ腺・リンパ液の循環も促すことができます。その結果、体温が上がり、筋肉がほぐれて筋肉中の老廃物や不要な脂肪・二酸化炭素が効率的に排せつされ、体内環境が整ってくるのです。

それに加え、筋肉がほぐれてくることにより、今まで硬くなった筋肉に引っ張られて歪んでいた骨格が、自然な状態に戻り、施術を終えたときには、骨格的なバランスと体内環境のバランスが整えられ、正常な状態に戻っていくのです。

「足ふみ対処療法」は、「自分で自分の体を管理すること」を目的とした施術です。「車」で例えるなら、「車検」にあたります。壊れる(痛くなる)前に、点検・メンテナンスを行って、「病気の予防」をするために、定期的に(1ヶ月に1回、または2・3ヶ月に1回)施術を受けることにより、健康の維持につながっていきます。また仮に病気になったとしても、軽い状態で医師にかかることができ、患者には負担が少なく処置することができるのです。

我々、神対処療法研究所は、現在「半病人」と言われる病名はついていないけれども、「不健康」といった、生活習慣病予備軍と、術後、通院によるリハビリテーションの効率を上げるための体質を管理することで、年々増え続ける患者の増加を初期の段階で食い止めることを目的としています。また「ほぐし」と「運動療法」という対処療法で、生活習慣病予備軍を病気に進行させないことにより、医師の負担を軽減し、慢性的な医師不足にも一役かうことができればと願っております。

2009年11月9日月曜日

久しぶりにじんたま料理登場。

最近じんたま料理を報告していませんでした。
冬にぴったりのおかゆを作りました。「生姜粥」です。とっても体が温まり胃腸の動きを良くしてくれます。
レシピ  すり生姜・適当な野菜、本日は大根・まいたけ・長ネギ・松のみです。味は塩味です。
作り方は、お湯にすり生姜を好きな量を入れダシを入れます。
ふっとうしたら野菜を入れ塩で味を調えた後ご飯を入れ出来上がりです。
大根梅干しサラダです。これはめちゃくちゃ簡単!!
大根をスライスし梅干しをつぶし、ねり状態にした梅干しを適量入れごま油と塩で味付けします。
後はかつお節と海苔をかけて出来上がり!!!

あっさりメニューですけど結構いい感じでおなかも満腹です。